56:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:33:04.70 ID:+EtVRVLso
撫子「櫻子!」ぐっ
向日葵「な、撫子さん……!」
櫻子「け、喧嘩……したの……」
撫子「……喧嘩……?」
櫻子「喧嘩しちゃって……仲直りできないまま、今日出てきちゃったの……」
さっきの電話で聞いた、弱々しい花子の声が頭から離れない。
いつの間に、あんなことになっちゃってたの。
こんなことなら、今日ここに来るんじゃなかった。
ちゃんと謝って、体調悪そうにしてる花子のそばに、ずっとついていてあげればよかった。
撫子「なんで喧嘩なんかしちゃったの……あんたももう高校生なんだからさ、子供っぽいことしてないでよ……!」
向日葵「そういえば私も、どうして喧嘩したのかは教えてもらってませんでしたわ……櫻子、いい加減教えてちょうだい」
……言えないよ。
言ったら向日葵、怒るもん。
私がまだあの子と繋がってたなんて知ったら。
まだあの子からのメッセージが、たびたび届いてることを知ったら。
なんとか転校してきて、向日葵と一緒にいられるようになってからも、
授業中とか、一緒に勉強してるときとか、遊んでるときとか、
あの子への返信を考えながら過ごすときもあったなんて知ったら、怒るでしょ……向日葵。
そんなことを思っているとき……バッグの奥の携帯が、てこてこっと小さく鳴った。
まさか、と思った。全然関係ない人から急に来たメッセージだとは、とても思えなかった。
おそるおそる携帯を取り出してみる。
櫻子「!!」
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