櫻子「これからも一緒に」
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53:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:31:09.13 ID:+EtVRVLso




向日葵「大学って本当に、中学や高校とは全然違うんですのね」

櫻子「もうびっくりだよ〜……何もかもが全然違う! 教室とか図書館だけじゃなくて食堂も何あれ! レストランじゃん!」

撫子「ま、大学によって色はぜんぜん違うから。ここよりももっと変わったすごいところもあれば、高校の延長みたいな大学だってあるかもしれない」

向日葵「でも一番驚くのは……人の多さかもしれませんわね」

櫻子「これだけのライバルと、争わなきゃいけないってことだもんね……」

撫子「そっか。櫻子にとっては事実上の初受験になるのか」

櫻子「ちょっとー!///」


学校が主催するオープンキャンパスのプログラムが一通り終わり、私と向日葵はねーちゃんと合流して、団体行動で見られなかった細かいところまでを個人的に案内してもらった。

自分が大学にいくかもしれないというビジョンさえ持っていなかった私だから、今日は来てみて本当によかった。漠然とした将来の不安に、なんとなくの色と形がついてくる。


撫子「……さて、まだ見たいところはある?」

櫻子「もうだいぶ見たよね! 見てないところが思いつかないもん。よくわかってないだけだけど」

向日葵「でもだいぶいい見学になりましたわ。撫子さんのおかげです」

撫子「そういうお礼は、実際に合格して入学できてからにしてね」


櫻子「あっそうだ! ねーちゃんの下宿先は? この近くにあるんでしょ?」

向日葵「ああ。ちょっとそっちも気になりますわね」

撫子「えぇ? いいよそれは……関係ないでしょ」

櫻子「関係ないことはないでしょー! 一人暮らしがどんなもんか見ておくのも大事だって!」

向日葵「確かに櫻子がいきなり一人暮らしなんか始めたら命の危険につながりますから、ここは撫子さんのお手本を見せていただきたいところですわ」

櫻子「命って!」


撫子「だめだめ。私の家めっちゃ散らかってるから。ゴミ屋敷だから」

向日葵「撫子さんに限ってそんなことあるわけないじゃないですか……」

櫻子「あー! さては見られたら困るものでもあるんだな〜?」うりうり

撫子「……よし、それじゃそろそろ富山に帰ろうか。ちゃんと荷物も持ってきたから、このまま帰れるよ」

櫻子「ちょっと!」

向日葵「撫子さん、まさか本当に……///」

撫子「ふふ……大学生は結構自由なもんだよ。あんたたちも頑張れば……」


ぴりりりり……


撫子「……電話鳴ってるよ? 櫻子でしょ」

櫻子「誰だろ? あ、花子だ……もしもしー?」

向日葵「そうだ、うちにおみやげ買っていかないと」

撫子「それならいいお店知ってるから、このあと行こうよ。おいしいお菓子とか……」



櫻子「え……花子……!? 花子!? ちょっと、どうしたの!?」

向日葵「っ……?」


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