13: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 02:41:46.16 ID:c6PUDvkw0
まゆ「……Pさぁん?」
P「……どうした、まゆ?」
まゆ「うふふ、なんでもないです……」ギュッ
P「……寒くないか? 何か上に羽織るものでも……」
まゆ「大丈夫ですよぉ……? 私はPさんの隣にいるだけでぽかぽかするんです……」
P「そ、そうか……」
まゆ「うふふ……」ギュッ
P「…………」
P(あれから、俺はまゆに抱き着かれたまま、何もできずにいる)
P(……くそ)
P「……なぁ、まゆ」
まゆ「どうかしましたかぁ?」
P「最近事務所に顔を出さない理由は分かった。俺はそのことを話しに来たんだ」
まゆ「……」
P「事務所が集中できないなら、対策するよ。小さい子にはなるべく騒がないように言っとくし……」
まゆ「……」
P「だから、なぁ。とりあえず抱き着くのをやめてくれないか? 動けないと色々と不便だし……」
まゆ「……お手洗いにでも行きたいんですかぁ?」
P「……あ、あぁ」
まゆ「残念ですねぇ……。私の部屋、お手洗いの水道が壊れちゃってるんです」
P「じゃあ普段はどうしてるんだ?」
まゆ「共有スペースのを使ってるんです」
P「……不便だな。ちひろさんには報告したか……って事務所に来てないんだったな」
まゆ「壊れたのもつい二、三日前だったんで……」
P「……じゃあ」
まゆ「…………仕方ないですねぇ。行ってきてください」ガチャ、ガチャリ
P「あ、ありがとう」
まゆ「私はここで待ってますねぇ……? もっとPさんと、お話ししたいですから……」
P「……あぁ」バタン
まゆ「…………行きましたかぁ」
まゆ「…………」
まゆ「……うふふ、うふふふふふ」
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