【ゆるゆり】櫻子「告白予告」
1- 20
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 01:26:17.23 ID:+EtVRVLso
向日葵「…………」

櫻子「おっ、おはようっつってんじゃん! なんか言えよ!!」

向日葵「お…………はよ、ございます」

櫻子「はいっ! おはよっ!」ふんっ


櫻子はくるりと身体ごと翻してそっぽを向いた。

まるで、紅潮した顔を私から隠すかのように。


重かった私のまぶたが、自然とぐぐっと持ち上がった。

どんより曇っていた私の心に、澄み渡る晴れ空と同じくらい眩しい光が差しこんだ。

気怠かった身体に、急激に生命力が満ち溢れてきた。


向日葵「えっ、ど、どうしたんですの!?」がばっ

櫻子「はぁ!?」

向日葵「なんか変ですわよあなた! その、なんか……なんか変ですわよ!」

櫻子「へっ、変じゃないだろ別に! 櫻子様はいつもこのくらい爽やかだろ!」

向日葵「いやいやいや、絶対変ですって! やっぱり昨日のLINEが……」

櫻子「ああ〜〜〜〜〜っっ!!? おい! それダメって言ったよな!? 昨日のLINEについて何も質問しちゃダメって言ったよな!?///」

向日葵「いや、だっておかしいんですもの! 絶対、あなた変ですもの!!」

櫻子「変でもなんでもダメーっ!! その話は絶対にしちゃダメ! 約束守れよ!」

向日葵「約束ったって、あなたが勝手に送りつけてきたくせに……」

櫻子「だぁぁーーーっ!! うるさいうるさいうるさーい!!」

「うるさいのはあんただよ」ぽこっ

櫻子「あだっ」


近所迷惑も考えずにわめきちらす櫻子の後ろからやってきたのは、制服姿の撫子さんだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
39Res/66.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice