【FGO】モードレッドさんと海でイチャイチャする話(未遂)
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6: ◆BAKEWEHPok[saga]
2017/09/05(火) 23:07:26.45 ID:9jr+647zo
「あ……」
「いい……?」

マスターが横抱きの姿勢から少し身を起こし、覆い被さってくる。
見上げれば真剣さと情欲が入り混じった初めて目にする表情。
優しくセーラー服越しの胸に手が触れてきて、とくんと鼓動が強く鳴った。

(マスター……オレに興奮してるんだ……)

恥ずかしいのに、それ以上に想われ触れられる嬉しさのほうが大きくて。

「いいぜ……オレもマスターとならさ……あ、いや違う……
 その……マスターがいい……マスターじゃなきゃやだ……」

マスターがにこっと笑い、目尻が下がった瞳が優しく映る。
いつも見る表情と変わらない、モードレッドの一番好きな顔だ。
伝わってくる笑みに緊張はほどけ、かろやかに微笑み返す。
より強く抱擁しようとお互いに腕を伸ばしてから

「う、ごめ……やっぱ限界……」
「はっ……?」

マスターはぐんにゃりと、糸の切れた人形のように崩れ落ちた。
言葉の通り、本来くたびれきっているのだ。
事態に追いつけないモードレッドはぽかんとした顔になっている。

「……マジきつくて眠くて……休んでからなら……」
「テ、テメェ……ムードとかどうしてくれんだよぉ! オレ……こんなんメチャメチャ恥ずかしいじゃねーか!」

モードレッドは身体に乗ってるマスターを抱えたまま真っ赤な顔で叫ぶ。
真剣に動けないマスターには続きなんてできそうにない。
もちろんモードレッドからリードするなんてのもできない。
凄くその気になってたのに、この始末。
穴があったら入りたい。いっそこのままボートごとひっくり返って沈みたい。


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