ほむら「貴女がくれたもの」
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220:名無しNIPPER[saga]
2017/09/27(水) 14:33:27.34 ID:uqbcvkgB0
――避難所


まどか「ちょっとトイレに行ってくるね」



まどか「さやかちゃん、藍ちゃん……」

仁美「まどかさん、藍さん達なら大丈夫ですわ」

仁美「必ず勝って帰ってきてくださいます。だから信じて待ちましょう」

まどか「仁美ちゃん……でも外は凄い嵐だし、居ても立ってもいられなくて……」

キュウべぇ「そんなに心配ならその目で見届けてあげると良いよ」

まどか「キュウべぇ……」

キュウべぇ「相手はあのワルプルギスの夜だ」

キュウべぇ「八雲藍が居るとはいえ、勝ち目は低いだろうね」

キュウべぇ「でも君なら別だ。まどかが魔法少女に成りさえすればどんな魔女も一撃で倒すことが出来るだろうさ」

まどか「私は……」

キュウべぇ「迷うと良い。君が迷えば迷うほど彼女達の生存率は下がっていく」

キュウべぇ「その時僕は君の前に彼女達の亡骸を並べるとしよう」

キュウべぇ「そうすれば流石の君でも契約する気になるだろうさ」

キュウべぇ「もっとも、それを見ても契約しないのであれば」

キュウべぇ「君は生き残った人間達から臆病者の人でなしとして蔑まれるだろう」

仁美「さっきから黙って聞いていれば言いたい放題言ってくれますのね」

まどか「仁美ちゃん!?」

キュウべぇ「驚いた、君は僕が見えているのかい?」





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