213:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/12(火) 22:15:43.22 ID:pL5ki6yY0
――ワルプルギスの夜襲来前日
――藍のマンション、昼
「見滝原市全域にて大雨洪水警報並びに竜巻警報が発令されてます。市民の皆様は速やかに指定された最寄りの避難所に避難をして下さい。繰り返します、見滝原市全域にて――――」
藍「いよいよ明日か」
杏子「1日前だってのにこれかよ」
さやか「まどか達は早く避難して」
恭介「本当にこれが魔女の仕業だって言うのかい?」
ほむら「こんなのはまだ序の口よ、ワルプルギスの夜が出現したらこれの比ではないわ」
仁美「藍さん……」
藍「大丈夫さ。それよりまどかの事を頼んだぞ! それと避難所には結界を張ってあるから絶対に外に出ないように」
まどか「さやかちゃん……無茶はしないでね」
さやか「大丈夫だって! 藍や皆も居るんだし、まどかは大船に乗ったつもりで待っててよ」
まどか(さやかちゃん……ちゃんと覚えてたんだね。逆に心配だよ……)
まどか「藍ちゃん、さやかちゃんを……皆を守ってあげて」
まどか「私には何も出来ないけど……皆を信じて待ってるから」
藍「ああ、任せろ! だから信じて待っていてくれ」
藍「仁美やまどか達は避難所に行ったか」
藍「取合えずお茶にしようか。今から気を張っていたら明日まで持たないぞ」
ほむら「そうね。戦い自体は明日だもの、休めるうちに休んでおきましょう」
杏子「お! 今日の菓子は何だ?」
藍「シュークリームだ。店ではよく見るが、作ってなかったんでね」
藍「さて、食べながらで良いから聞いてくれ。最終確認だ、まずは――――」
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