ほむら「貴女がくれたもの」
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214:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/12(火) 22:16:14.33 ID:pL5ki6yY0
――藍のマンション、夜

藍「眠れないのか?」

ほむら「藍……」

ほむら「そうね、何度この夜を過ごしてきたか……」

ほむら「今度こそはと決意しても、不安で胸が潰されそうになるの」

ほむら「この時間軸は今までに無い最高の状況で挑むことが出来る」

ほむら「貴女が居て、杏子やマミもいる。あの織莉子達とさえ協力することが出来た」

ほむら「でも……それでも不安なの! 今回も駄目だったらどうしようって」

ほむら「こんな状況はきっともう来ないわ」

ほむら「もし今回もダメだったら、私はもう次に望みを繋ぐことは出来ない……」

ほむら「次の時間軸でも貴女が居るとは限らないわ……これだけの戦力を揃えるなんて無理よ」

ほむら「失敗するわけにはいかない。そう思えば思うほどに体が動かなくなる……」

藍「…………私はもともと紫様の命により此処へ来た」

ほむら「藍?」

藍「でも今は、自分の意志でこの世界を、仲間を救いたいと思う」

藍「大丈夫。私達は強いよ、誰が相手だろうと負けはしない」

ほむら「勝てるかしら……」

藍「勝さ! 其れにほむらに見せてやりたいのさ」

ほむら「見せるって……何を?」

藍「まだ見ぬ明日をさ」

ほむら「気障ったらしい言葉ね」フフ

藍「こういう方が私達らしいだろう?」クス





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