1:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 16:38:29.74 ID:30zE7OjdO
「…………」
「…………」
「…………愛梨」
「んー……はぁい……お仕事、終わりですかぁ……?」
「終わったよ。待たせたね」
「いえー。プロデューサーさんのおかげで気持ちよくて、待ってる時間もすぐでしたから」
「なら良かったけど……。本当大丈夫? そんな、ソファの上で眠って。身体痛くなっちゃってない?」
「だいじょーぶ、ですよ。全然、どこも、問題なしですっ」
「そっか。日々のレッスンの賜物なのかな」
「えへへ、たくさん頑張ってますから!」
「偉い偉い。……まあとはいえ、休むならちゃんと休んでほしいのは変わらないんだけどね。ほら、仮眠室とか空いてるんだし」
「えー」
「いや、えーって」
「だってあそこじゃダメなんですもん……」
「ダメって?」
「気持ちよくなれません!」
「気持ちよく……ソファよりもベッドのほうが休まると思うけど」
「それは、そうなのかもしれませんけど……」
「けど?」
「……あそこにはプロデューサーさんがいません。あそこじゃ、こんなふうにプロデューサーさんを抱いていられません……」
「それはまあ」
「だから嫌です! こっちがいいんです!」
「……まあ、うん。愛梨がそういうのならべつに強制はしないけど」
「ありがとうございます!」
「ん。まぁ、身体に無理をさせない程度にね。……と、それじゃあ愛梨」
「はい?」
「脱いで」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 16:39:41.81 ID:30zE7OjdO
「……え?」
「いや、だからほら、脱いで。服」
「……」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 16:40:44.41 ID:30zE7OjdO
「わ……。もう……ほら、って……」
「どうぞです!」
「……いや、普通に無理だし。それに、愛梨?」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 16:42:06.82 ID:30zE7OjdO
「おー……」
「えへへ。これ、凄いんですよ? 他に何も着けてないから、プロデューサーさんのがたくさん感じられて……とっても、とーっても気持ちいいんです!」
「そんな自慢げにされても」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 16:43:05.15 ID:30zE7OjdO
「きっと気付かれませんよー……それに事務所の人たちにならべつにー……」
「まあ、ここから車へ乗るまでだけの道中ではあるけど……それでも絶対誰にも会わず気付かれないとは言えないし、それに身内とはいえ外へは出なくても中で問題にはなるでしょ。それこそ、愛梨の担当から外されるようなことになったり」
「それは、絶対に嫌……ですけど……」
6:名無しNIPPER[sage]
2017/08/30(水) 16:44:09.22 ID:zKwqKnAA0
そう来ますか(笑)
期待
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 16:44:20.44 ID:30zE7OjdO
「……いや、その理屈は」
「間違ってますか?」
「間違ってるというか」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/30(水) 16:45:32.63 ID:30zE7OjdO
「え……あ、あうっ!」
「まったく誰が……どうせさっきのと同じ相手なんだろうけど、誰がこういうことを吹き込んだのかな……」
「……プロデューサーさん」
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