【進撃の巨人×異世界食堂】エレン「異世界食堂? なんだよそれ?」
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33: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 23:13:08.22 ID:hVxqWr5Do
ハインリヒ「……一つ、君達に問おう、今……君達が成すべき事はなんだ?」

エレン「……仲間の元に帰還し、我々の無事を報告する事です……」

ハインリヒ「それが分かっているのなら結構だ」

 自分達が今何をすべきなのか、それをしっかりと把握している異世界の戦士達に向け、ハインリヒは一つの提案を持ちかける。


ハインリヒ「……ではこうしよう、どうしても腑に落ちぬと言うのなら、その腰に下げた不思議な機械……それを一つ、私にくれないか?」

アルミン「立体起動装置を……ですか?」

ハインリヒ「ああ、異世界の技術の結晶ともあれば、国王もきっと喜んで下さる事だろう、そしてその技術が応用できれば、きっと多額の報奨金が支払われる、それを君達の食事代として受け取る事にしよう」

 未知の世界の戦闘法にハインリヒの騎士としての血が騒ぎ出す。それに、何としてでも彼等には休息が必要だと、ハインリヒは思っていた。


ハインリヒ「その、立体起動装置と言ったか……話を聞けばその機械、馬を走らせられない市街地や森の中でも高い機動力を発揮できるようだ、構造を解析できれば、私達も今後の戦闘に大きく貢献出来るやも知れん」

エレン「だってよ、アルミン、どうする……?」

アルミン「…………」

 アルミンは考え込む、非常時とはいえ、見ず知らずの人間に立体起動装置を渡しても良いものかを。

 見ず知らずの者への立体起動装置の私的譲渡は重大な軍規違反……重罪だ、下手をすれば追放……或いは、死罪の可能性も十分あり得る。


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