【進撃の巨人×異世界食堂】エレン「異世界食堂? なんだよそれ?」
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:41:42.39 ID:hVxqWr5Do
エレン「……馬鹿野郎! ミカサお前、何やってんだよ!」
アルミン「ミカサ! 落ち着いて! まだ諦めちゃだめだ……早まっちゃだめだ!」
ミカサ「離して……私の血を二人に分け与える、大丈夫、私は死なないから……」
以下略
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:42:50.76 ID:hVxqWr5Do
アルミン(ちくしょう……何の為に今まで机にかじりついて勉強して来たんだよ……。こういう時に仲間を助ける方法も浮かばないで、どうして二人の仲間なんて言い切れるんだよ!!)
何一つ打開策が浮かばない自分に苛立ちが募る。
だが、幾ら考えを巡らせても状況を覆せる案は浮かばず、ただ徒(いたずら)に時間だけが過ぎて行った。
以下略
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13
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:43:52.95 ID:hVxqWr5Do
ミカサ「…………エレ……ン……私……」
エレン「大丈夫だミカサ……絶対に助かる……絶対に……っくっ! こんな所で死んでたまるか……! 俺は……まだ何も成し遂げちゃいねえ……!!」
震えるミカサの手を優しく包み、エレンは強く言う。
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:44:43.40 ID:hVxqWr5Do
物が食べられない、水が飲めない、生物が普段当り前に行っている、生命を維持するための基本行動。それが出来ないと言う恐怖……。
いつ外の巨人が痺れを切らし、今自分達がいる古木を薙ぎ倒しにかかるかも知れないという恐怖……。
救助が来ないまま、このまま朽ち果てるかも知れないと言う恐怖……。
以下略
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:46:05.36 ID:hVxqWr5Do
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エレン「喉が渇いた……水飲みてえ……」
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:46:44.74 ID:hVxqWr5Do
エレン「なぁ……あれ、何だ?」
ミカサ「エレン……どうしたの?」
エレン「あそこだよ、ほら……外、巨人達の近くの、あの木の辺り……何か光ってないか?」
以下略
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17
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:48:32.57 ID:hVxqWr5Do
アルミン「何であんなところに扉が……まさか見落としていた……? いやまさか、そんなことはあり得ない……」
エレン「幻……なんかじゃねえよな、ミカサにもアルミンにも見えてるって事は……じゃあ、ありゃやっぱり本物……」
ミカサ「……行ってみよう、このままここにいても、どうにもならない……」
以下略
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:49:38.89 ID:hVxqWr5Do
エレン「……分かった……二人の立体起動装置はまだ動くか?」
ミカサ「私のは大丈夫、でもアルミンの立体起動装置は温存させるべきだと私は考える」
アルミン「うん、万が一もあるし、可能な限り節約はしておくべきだと思う」
以下略
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19
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:50:36.71 ID:hVxqWr5Do
エレン「――今だ!!」
アルミン「行っっけええ!! ミカサぁ!!」
ミカサ「……ッッ!!」
以下略
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:51:17.86 ID:hVxqWr5Do
エレン「走れえええええ!!!!!」
エレンの声に合わせ、三人が扉目掛けて駆け抜ける。
弱った身体に足腰にふらつくが、それを必死で堪え、転ばぬように走り出す。
以下略
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21
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◆kh6j.ZZqSk
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2017/08/27(日) 22:52:26.62 ID:hVxqWr5Do
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洋食のねこや、店内
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