297:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:51:17.66 ID:F2x1bood0
初めまして。○○大学の文学部に所属している鷺沢文香といいます。趣味は読書です。昔から本を読むのが好きだったので文学部を志望しました。
最近、同じ学部の方に勧められて自分でも物語を綴ることを始めてみました。彼女曰く「自分だけの物語を書いてみるのは楽しいよ。体験談なんか入れてみると感情移入がしやすいから筆も進むしね♪」とのことでした。
298:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:51:52.49 ID:F2x1bood0
「君、アイドルとか興味ない?」
眼鏡を掛けた明るいスーツの男性は私、鶯琴香の手を握りながら興奮気味に尋ねてきた。
「あの…ええと…」
299:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:52:32.30 ID:F2x1bood0
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300:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:53:16.33 ID:F2x1bood0
『私』もこのプロダクションの一員でいることができるんでしょうか?少し不安です。
301:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:54:02.58 ID:F2x1bood0
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302:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:54:46.86 ID:F2x1bood0
悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悲しい。悔しい。悔しい。悔しい。悔しい。悔しい。悔しい。悔しい。悔しい。悔しい。悔しい。クヤシイ。クヤシイ。クヤシイ。クヤシイ。クヤシイ。クヤシイ。クヤシイ。クヤシイ。許さない。許さない。許さない。許さない。許さない。許さない。許さない。許さない。許さない。
ダカラ
303:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:55:41.98 ID:F2x1bood0
「私こそゴメンナサイ。でもずぅっと一緒、ですよ?」
プロデューサーさんの首筋に2つの牙を持った電気を帯びているスタンガンを当てる。首筋に当たるとそれはパチリと強く光りプロデューサーさんの意識を刈り取った。
304:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:56:19.20 ID:F2x1bood0
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「おい、文香!これは何のつもりだ!離せ!この!くそッ!」
305:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:56:47.45 ID:F2x1bood0
「ああ、文香!文香ぁ!どこに行っていたんだ!寂しかったよぉ…なんで2週間も会ってくれなかったんだ…暗いし寂しいし死にそうだったよ」
ぽっかりと空いた眼孔が『私』を見つめる。これが欲しかった。プロデューサーさんの眼の入った瓶を撫でる。食べてしまいたいほど可愛らしい。
「大丈夫ですよ、プロデューサーさん。『私』だけが貴方のアイドルなんですから。だから貴方も『私』だけをミテクダサイネ?」
306:名無しNIPPER
2017/10/04(水) 19:57:17.05 ID:F2x1bood0
これにて投下は終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございました
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