252:名無しNIPPER[saga]
2017/09/26(火) 23:21:34.07 ID:1qpUpdjR0
「申し訳ありません」
会うなり、深々と頭を下げて謝罪の言葉を口にする。
「いえ、顔をあげてください」
これ以上責めないでほしい、そう、顔に書いてあった。
「ですが」
「いえ。悪意はないのでしょう?」
「……はい」
「ふふ……今日のお仕事も、頑張りましょう。お仕事が楽しみで、わーくわーくしてるんですよ」
本当は、そんな心境ではなかった。けれど、せめて笑顔でいようと冗談を言う。
「わかりました」
それで納得したのか、男は立ち去る。その先に、彼が担当するアイドルたちが居る。
何やら話し込んでいたが、楓はそれを気にせず立ち去った。
――『ばけもの』は育つ。
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