140:名無しNIPPER[sage]
2017/09/03(日) 23:09:55.72 ID:tjIn0ES/o
プロデューサーとまゆ、そしてなぜかついてきたみくの3人で、志希が勝手にラボにしている事務所の一室まできた。
P「来たぞー。」
志希「お、よく来たねーふた…3人?」
みく「みくは付き添いだよ?」
志希「まあいっか。じゃあ、分析の結果、教えるねー」
P「ああ、頼む」
志希「まず、手紙と封筒からは、まゆちゃんとプロデューサー以外の指紋や体液の後は見つからなかった。」
P「…マジか」
志希「手紙以外に毛髪とかも見つからなかったよ。」
まゆ「そうですか…」
志希「で、これが一番面白いんだけど…」
志希「この文字、インクとかじゃなくて紙が直接黒くなってるんだよねー」
みく「それ一番わからないにゃ…」
志希「つまり、誰が作ったかも、どうやって作ったかもわからないってこと。」
P「ここまで来て手掛かりなしか…」
まゆ「じゃあ、一晩で111通もの手紙を、誰にも気づかれずにまゆの部屋の前に置くのは…?」
志希「同じ女子寮のだれか、って考えるのが自然だけど、たぶん違うよねー。」
P「車内に手紙置いておくとか普通に考えてできないもんな。」
まゆの瞳からは光が失せている。
P「…まゆの今日のスケジュール、断っとくよ。」
まゆ「いえ、今日のレッスンは合わせの日なので…まゆのわがままを通すわけには…」
志希「うーん、やめといたほうがいい気がするけどー、行くなら止めないよー?」
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