113:38/183 ◆E.Qec4bXLs[saga]
2017/09/01(金) 23:00:00.24 ID:+FZOeqSl0
P「そりゃ・・・長いこと、セックスレスだったし、不満もたまるかぁ・・・」
独り言でも喋ってないとつらい、黙ると腰の激痛に意識を向けそうになる
俺は飛鳥の饒舌さを再現するつもりで話しながら椅子で移動する
P「一度美しいもの目を焼かれてしまうとそれ以外のものが色あせて見える・・・果たして本当にそうだったのだろうか。
美醜は相対的なものに完結してしまうのか?自身にとってのみありうる絶対的な美の存在は許されないのか?
そうだ、俺はもっと気の利いた言の葉を以て恋人を繋ぎとめ、剣を突き立てることもなかったのではないか?
『僕は世界に通用するアイドルを育て上げているが、君は僕の中ではずっと一番さ』なんてそれぐらい囁くこともぼろろろろろろろろげれぼろろろろろろろろろろ」
思わず嘔吐した
セリフが臭かったからとか、飛鳥に全然似てなかったとかではなく体に無茶をさせすぎたらしい
慌てて、胸ポケットから取り出したスタドリを一気飲みした
せり上がっていた嘔吐物がドリンクの清涼感を打ち消しつつ食道を下る
P「・・・・・・・・・ふうっ」
はい、回想と反省はおしまい
真奈美やあいを真似た指パッチンで頭を切り替える
ここからは生きるための話をしよう
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