北の果てで
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43:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 06:41:07.38 ID:Cmd4XTLW0
執務室へ向かっている最中、渡り廊下を渡りきった時のことだった。廊下の向こう側でВерныйの姿が見えた。Верныйは既に部屋に戻って眠っているはず、なぜあそこに居るのだろうか。

「提督、あの娘はここの艦娘?」

「ああ、だが先に部屋に戻って寝たはずだが…」

呼びかけようとしたとき、フラッと進路を変えて姿が見えなくなった。

「見えなくなっちゃったね」

「まぁ、眼が覚めてトイレでも行ってたんだろう。…トイレの場所を聞くの忘れてたな。朝一に聞かなければ」

Верныйの事は気がかりだが、今は執務室へ向かおう。いい加減、私自身も眠たくなってきた。相変わらず外の吹雪は止まず、窓に雪がへばりついている


「時雨、だったか。村雨って娘を知ってるか?」

「もちろん、村雨は三番艦で僕の妹に当たるよ」

村雨の方が妹…パッと見では村雨の方が姉に見えるのだが…

「提督、今失礼なこと考えたね?」

「い、いやそんなことはないぞ」

この娘はエスパーか何かか?


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