北の果てで
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37:名無しNIPPER[saga]
2017/09/27(水) 22:57:09.03 ID:FBBzDfqD0
先にВерныйが工廠から出ていき、工廠の中には稼働中の装置の音しかしない。

「っ〜〜…はぁ、俺も眠くなってきたな。建造が終わるまで少し寝るとするか」

壁の側に寄りかかって座り込む。今までの疲れが出たのか、睡魔によって意識を手放すのは早かった。

「司令官さん、建造した後のことなんですけど…ってあれ?」

妖精が建造後の後片付けを聞こうとしたときには、既に提督は寝息を立ててグッスリと眠っていた。

「あらら、寝ちゃってますね。風邪引いたらダメだから毛布でも…」

備え付けの毛布を提督の体にかける。工廠の中とはいえ、底冷えするような寒さだ。

「さてと、なら後片付けはこっちで勝手にさせてもらいますね〜」

妖精が再び姿を消し、自分の作業にへと戻っていった。


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