北の果てで
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21:名無しNIPPER[saga]
2017/09/03(日) 23:57:14.17 ID:m7DDZgrW0
執務室の前に戻ると、まるで実家に戻ったような安心感に包まれる。穏やかな気持ちで扉を開けると、机の上でちょこんと座わっている何かを見たとき私はギョッとした。20p程の2頭身の小人だ…

「あ、貴方がここの司令官ですね?」

「しゃ、喋った…」

「貴方がここに着任してくれたお陰で、ようやく私たち妖精が生成されました!」

「妖精?生成?どういうことなんだ…」

「んと、説明した方が良さそうですね」

私は椅子に座り、Верныйは窓のそばで立っている。妖精は説明を始める。

「まず、私たちは司令官さん達や艦娘達から妖精と呼ばれてます。全鎮守府、泊地で司令官が着任すると生成されるようになっていて、設備の機能と司令官の補助をするようになっています」

「それじゃあ、君たちがいれば建造や開発が出来るようになるのかい?」

「そうです!流石は司令官!物分かりが早いですね!今は壊れている設備も、私たちがいればささっと直してしまいます!」

これで1回だけでも建造が出来る。別にВерныйが嫌という訳ではないが、人は多い方が楽しい。


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