【モバマス】カワイイボクらは斃れない【アニデレ】
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35: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:22:35.69 ID:apfYfla5o
「責任者に?このプロジェクトは既に、実質君が自由にできるはずだ。わざわざ何の為に?」
「アイドルはプロデューサーの夢を叶えるものです。夢を持つ人がいなければ、ボク達にできることはありません。」
「あなたは、ボクと同じぐらいカワイイ輝子さんを起用しました。けっこう感謝してるんですよ。ボクは自分がカワイイことを証明するのも大事ですが、ボクがカワイイと思ったものが埋もれてしまうのもガマンならないんです。」
36: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:24:00.00 ID:apfYfla5o
「今回の仕事で思い知りましたが、やはりこのプロダクションには革新が必要です。」
そう言って輿水幸子は先ほどより雄弁に、そして楽しそうに語り出した。
やはり彼女の性分はこちら側に近いのだろう。
37: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:24:34.77 ID:apfYfla5o
「それで、私にどうして欲しい?」
「今回のプロジェクトの功績を大々的に利用してもらいたいんです。」
「おそらく常務が一番ご存じでしょうが、多くのアイドルがあなたに対して反感を持っています。それはあなたの肩書きだけでは足りないからなのだと思います。」
38: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:25:21.47 ID:apfYfla5o
「頼もしいことだ。ところで君たちの、いや、私たちのユニットの名前は決まっているのか?」
「いえ、とりあえずはドリームLIVEフェスティバルで使った『カワイイボクと142’s』でいこうかと。」
「よければ私から君たちにユニット名を送りたい。」
39: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:26:28.99 ID:apfYfla5o
「それで、早速だが君に頼みたい仕事がある。」
「いきなりですね、構いませんよ、ボクはどんな仕事でもこなしてみせます。」
「仕事といってもアイドルの仕事ではない、君の人脈でこのリストのアイドルを集めて欲しい。」
40: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:26:54.25 ID:apfYfla5o
彼女が手渡されたのはガラスの靴か、毒リンゴか、それは彼女には解らない。
ただ一つ、自分が魔女の手のひらに乗せられたことだけは常務に理解出来た。
41: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:28:21.65 ID:apfYfla5o
遅ればせながらこれにて完結です。
御清覧ありがとうございました。
42:名無しNIPPER[sage]
2018/01/02(火) 12:32:55.07 ID:FVrg1Fm1o
俺達の戦いはこれからだENDやん
43: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 13:13:22.67 ID:qiS2aq8eO
>>42
そもそも別のSSの前日譚として用意した物の供養のつもりでしたので
実は本編ではないんです
44:名無しNIPPER[sage]
2018/01/15(月) 01:00:17.11 ID:Yk+n7PMZo
面白かったで
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