【モバマス】カワイイボクらは斃れない【アニデレ】
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35: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:22:35.69 ID:apfYfla5o
「責任者に?このプロジェクトは既に、実質君が自由にできるはずだ。わざわざ何の為に?」
「アイドルはプロデューサーの夢を叶えるものです。夢を持つ人がいなければ、ボク達にできることはありません。」
「あなたは、ボクと同じぐらいカワイイ輝子さんを起用しました。けっこう感謝してるんですよ。ボクは自分がカワイイことを証明するのも大事ですが、ボクがカワイイと思ったものが埋もれてしまうのもガマンならないんです。」
「今回の一件で、輝子さんが躓いてしまった部分を帳消しにでき、ボク達に仕事を紹介する形で恩を売る事で自身を持つ事が出来ました。」
「ボクは恩返しとしてあなたの夢を叶えたいと思ってます。」
「……君はそんな台詞で私を欺せると?」
いくらなんでも露骨過ぎると常務は思った。人の為という言葉と無償奉仕を信用してはならないなんて、今時小学生だって知っている。
これが救いようのない愚か者であるなら、干からびるまで利用し尽くせばいい。
だが、相手は企業のトップですら絡め捕ろうとする魔女だ。干からびるまで利用されるのは私の方だろう。
「感情で話をするのは宗教家じみた詐欺師か脳が子供のまま成長した愚か者だ。君はビジネスの話ができると思っていたが?」
「なら素直にビジネスの話をしましょう。ボクはあなたの革新に注目しているんです。」
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