【モバマス】カワイイボクらは斃れない【アニデレ】
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36: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2018/01/02(火) 10:24:00.00 ID:apfYfla5o
「今回の仕事で思い知りましたが、やはりこのプロダクションには革新が必要です。」
そう言って輿水幸子は先ほどより雄弁に、そして楽しそうに語り出した。
やはり彼女の性分はこちら側に近いのだろう。
「ウチのプロダクションは番組内容の変更や、ロケ番組での取材対象の情報の伝達があまりにもお粗末なんですよ。」
「346プロダクションは企画の立ち上げから出演者の確保、番組の作製まで1社でできるのが強みです。」
「にも関わらずディレクターの一存やその場の空気での進路変更が横行していて、出演者に大きな負担をかけています。」
「もちろんボク達もプロですから、そういった急な変更にも対応できるように務めていますが、それにだって限度はありますし、もともと芸能界に入って日の浅い者の多いアイドル部門のタレントではできる事なんてたかがしれてます。」
「それが原因で致命的なトラウマを抱えて道を閉ざしてしまう方も多いですし、拘束時間の延長は使える学生アイドルの勉強する時間を確実に奪います。親御さんはいい顔しませんよね?」
「ボクはもっとタレントの仕事内容をプロダクションが管理すべきだと思っているんです。」
「ボクがカワイイと思うものが埋もれてしまうのは納得できませんからね。」
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