4: ◆K5gei8GTyk[saga]
2017/08/24(木) 22:08:13.13 ID:fLR/Lwcb0
街灯や店先の乏しい光の下では、彼女の表情の委細までたしかめることはできない。
でも彼女のその立ち姿は心なしか儚げに見えた。
「いや、今年はやめとこかなって思ってます」
「ふうん」
「先輩は帰らはるんですか?」
彼女の名を千夏さんという。同じサークルに所属している先輩で、一つ歳上だった。
いつも落ち着いていて、あまり前に出るようなタイプではないけど、優しい人だった。
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