10:名無しNIPPER[saga]
2017/08/23(水) 22:37:56.26 ID:f5UuN0bG0
理樹(僕が風呂から上がるといつの間にか恭介が外から出てきた)
理樹「どこか行ってたの?」
恭介「ああ。ちょっとコンビニにな」
理樹(そう言って恭介はお酒をかかげてニッコリ笑った)
・・・
恭介「ふっ、まさか理樹と飲む日が来るとはな」
理樹「いやいやいや!僕まだ未成年だから!当然のようにグラス用意しないでよ!」
恭介「なに言ってんだ理樹?あと半年だろ?それくらい変わんねえよ」
理樹(そう言って恭介はその赤い瓶を勝手に二つのグラスに注ぎ、そこへジンジャーエールを大量に入れて混ぜた)
恭介「大丈夫。ジンジャーエールで割れば飲みやすいから」
理樹「いやそういう問題じゃないよ……」
恭介「まあまあ!いいから飲んでみろって」
理樹「もう………あれ?」
理樹(ちょっぴり口に含んで味を確かめてみた。とても甘いが飲みやすい。いや、飲みやすいんじゃなくこれは……)
恭介「クックック……」
理樹「これお酒入ってないじゃないか!」
恭介「あっはっはっ!騙されたな理樹!そりゃ、シロップだよ!ノンアルコールカクテルって奴だ」
理樹(道理でなんだか恭介らしくないと思った)
恭介「さて…外に出たらなんだか眠気が冷めちまったな」
理樹(恭介の顔は依然と楽しげな笑みを浮かべたままだったが、今の台詞の意図は何となく分かる)
理樹「明日、どうするかだよね…」
恭介「そうだな……」
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