【艦これ】羽黒「司令官さん、私、信じていますね」
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25: ◆m9ZGL07ULFKn[saga]
2017/08/22(火) 23:08:02.71 ID:W3bdf8BU0
 どうやら、研究所は僕たちと少女たちを懇親させる方向に転換したらしかった。

 「今のところ、何も成果が出ていないらしいから、ここ」と彼女は僕に言った。「方針を変えたんでしょう」

 彼女は美人だったし、だから研究員たちから情報を得やすかったのだろう。
 それからも時々他の誰も知らないようなことを僕に伝えてくれた。

 どうすれば敵を少女に変換できるか、研究所はそれが永遠に掴めないようだった。
 触れるだけでサンプルを変換できる僕たちは、研究員にすれば、”意味の判らない神懸かり的な存在”としか思えなかったようだ。

 現実として、あの日、国内の研究機関はほとんど壊滅していたらしい。
 助かった者は――全員が僕のような経験をしていたが――、本当に異端だったのだ。


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