球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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859: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:32:47.84 ID:ybY1IxA60




その言葉に答えるかの様に、辺り一面に大きくて優しい海風が吹き込み、軍艦・球磨はその風を感じながら、ゆっくりと目を閉じた。
以下略 AAS



860: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:34:36.63 ID:ybY1IxA60




――――そして軍艦・球磨の魂は、優しげに吹く海風に乗って、蒼空へと昇っていった。
以下略 AAS



861: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:35:30.07 ID:ybY1IxA60





以下略 AAS



862: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:38:09.50 ID:ybY1IxA60


 ………………………………


以下略 AAS



863: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:40:52.67 ID:ybY1IxA60


――――これがこの数週間、艦娘・球磨と僕が体験した不思議な出来事だった。


以下略 AAS



864: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:43:42.90 ID:ybY1IxA60


正直、僕は渋った。

僕は、軍艦・球磨と在りし日の提督の話、彼女たちの話を、艦娘・球磨と一緒に、そっと胸にしまっておきたかったんだ。
以下略 AAS



865: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:45:54.05 ID:ybY1IxA60


でも、僕はそれでも。

彼女が生きた、あの激動の時代の出来事を。
以下略 AAS



866: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:47:59.08 ID:ybY1IxA60


そして僕の話は彼を通して、瞬く間に国防海軍全体へと広がった。


以下略 AAS



867: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:49:09.41 ID:ybY1IxA60



『深海棲艦は、過去の大戦で沈んだ軍艦艇の成れの果てであり、誰かを護ろうとしたその想いを否定された無念から生まれた存在である』

以下略 AAS



868: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 02:50:55.62 ID:ybY1IxA60


海軍の皆がこの話に触れ、皆様々な反応を示した。

その話を聞いたある者は憐情から涙を流し、ある者は実際に起こった事なのかを懐疑し、ある者は上手い創作だと気にも留めず、ある者は己が司令官としての行いを反省し、贖罪を心に誓った。
以下略 AAS



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