球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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806: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/28(月) 01:20:01.81 ID:ybY1IxA60


「ここは……船の上か……?」


軍艦・球磨は、仰向けになって小さな艦艇の艇尾甲板の上に寝かされている。

造りと設置された武装から見るに、恐らくは軍所有の哨戒艇だろう。


冬の海の割には随分と温かいなと思ったら、先の戦闘でボロボロになった軍艦・球磨の水兵服の上から、救急用毛布が掛けられていた。

その周りには、包帯やら艤装用工具やら使い切った高速修復材やらが慌しく整頓されていた。


気が付けば朝になっていたのか、透きとおる様な寒さを抱いた淡い空色が、軍艦・球磨の眼前に広がっていた。

そして煌々と昇り行く白銀の太陽が、水上世界の全てを明るく照らしていた。




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