91:名無しNIPPER[saga]
2017/08/18(金) 00:40:56.57 ID:dZyp/T120
「私、居間で待ってた方が、良いのかな?」
私の目的が工房にあることを、夕美さんはとっくに察していたようです。
私は、車を降りて、無言で頷きました。
その時、玄関のドアが開き、おじいちゃんが出てきました。
「おう……ご苦労だったな」
工房の方へ、顎を向けます。
私は、やはり無言で頷いて、足早にそこへ向かおうとすると、
「肇」
と、おじいちゃんが呼び止めました。
「イムラさんがな……お前に、すまん、と」
「えっ」
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