「藤原肇がそれを割る日」
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33:名無しNIPPER[saga]
2017/08/17(木) 20:37:26.22 ID:pXJ6Ifkk0
 私が、花瓶の口を篦でグイッと歪ませた時、夕美さんが小さく声を上げたのが聞こえました。



「…………終わり、です」



「ぶはぁ〜〜っ!」

 ふぅ、とついた私のため息に、夕美さんのとても大きなため息が覆い被さりました。

「すっごい集中して作るもんだから、息が詰まったよ〜。私、自分で作った時よりも疲れちゃった」

 携帯をしまい、首を回しながら肩をトントンと叩いて、苦笑いを浮かべます。

 撮影しなければ良いのになぁ。



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