38:名無しNIPPER[saga]
2017/08/29(火) 03:30:58.61 ID:uqEl8HJr0
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俺は、つい先ほど訪れたポニテの少女を思い出した。
村長様からの命でやって来たらしい少女は暗い表情で、今回の旅に同行すると言った。
曰く、第一に調査の信用性を高めること、次点で俺が村を一時的に出ていく理由になるそうだ。
俺「前者はまだ分かるけれど、村を出ていく理由になるっていうのはどうしてだい?」
少女「今回、私が都会に里帰りすることになりました。しかし、年頃の女の一人旅は危ないと言うことで貴方様がついてきてくれることになった。簡単に言えば、村の皆さまへの口実ですよ」
俺(あとで尾をひきそうな理由だな。しかし代案がぱっと思いつくわけでもない)
少女「それで、了承していただけるでしょうか」
俺「えーと、そういうことなら、これから、よろしく」
少女「よろしくお願いいたします…」
俺(テンションが低い。おそらく、見知らぬ男と旅なんて嫌なのだろう。自分なら嫌だ)
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