光は渡し人です
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68:名無しNIPPER[saga]
2018/05/16(水) 00:11:53.13 ID:v4/rGi2f0
光「......うッ」

織夜「起きたか」

光「織夜さん、ここは?」

織夜「あなたの家よ」

光「確かに、誰か撃たれたの見てて......頭が痛くなった」

織夜「......あなたの頭は撃たれた人とシンクロしてちまったようですね」

光「シンクロ、どうしてですか?」

織夜「私達渡し人は、人を殺せないの理由の一つ、私達はあの人の苦しみと同化してちまうのです」

織夜「もう一つは、手段はどうあれ、誰を殺すことはあの人の罪を背負うことになるです」

織夜「あの人たちの穢れを受け止めることになるでしょうか」

光「......そう、なんだ」

織夜「私は出ますよ」

光「ハンナさんは?」

織夜「パトロール中」

光「もう夜になったのか、あれ? 眠い......(バタッ)」

織夜「......」

織夜「おやすみなさい」

織夜「律、もう入っていいぞ」

律「......」

織夜「もう隠し切れないかもしれない、どうする?」

律「......私はもううんさりなんだ、もう誰を殺したくないよ」

織夜「......」

律「私は......母さんの元に行く」

織夜「......いいのか?」

律「陰陽師たちを止めるのは母さんしかいない」

律「......光は暫くあなたに託すよ、織夜」

織夜の名前を呼び出し
律は真面目に彼女と話していたことだった

織夜「わかった」

律「......この子、まともの訓練したことないから、あなたに訓練させてほしい」

織夜「......死ぬ前に、弟子でも作れるかな」

律「できるさ、おりちゃんなら」

織夜「......わかった」



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