3: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/08/12(土) 00:42:56.65 ID:Tx30bpDoo
わたくしは少し迷ってから
ダイヤ「ルビィ……生徒会は楽しい?」
そう続けた。
ルビィ「……うん。お仕事は大変だけど、ルビィにも出来ることがあるんだって感じることも一杯増えてきて、楽しいよ」
ルビィは生徒会に前向きだ。だが、肯定の前の僅かな沈黙。わたくしは──
ダイヤ「ねぇ、ルビィ……やっぱり」
ルビィ「お姉ちゃん」
でも、言葉を遮られる。
ルビィ「そろそろ休憩終わりにして、続きはじめよ?」
ルビィにそう促された。
ルビィ「今日は千歌ちゃんち泊まるんでしょ?」
ダイヤ「……ルビィ」
ルビィ「お仕事早く終わらせていってあげないと! 千歌ちゃんね、お姉ちゃんにおいしい手作り料理、振舞うんだって張り切ってたんだから」
ダイヤ「……それは、楽しみですわね」
ルビィ「うん! だから──」
ダイヤ「ねえ、ルビィ」
でも、それでもわたくしの中のつっかえたものが消えることはなくて
ルビィ「お姉ちゃん……前にも言ったけど、ルビィはお姉ちゃんにはお姉ちゃんのために生きて欲しい」
ダイヤ「……」
ルビィ「ルビィのこと信用できない?」
──噫、その言葉はずるい。最近はどうやっても、この言葉で、最終的に煙に撒かれてしまう。
ダイヤ「……信用してますわ。だから、こうして生徒会に入ってもらっているのですから。」
わたくしはそれ以上は何も言えなくなって、目を伏せた。
* * *
千歌「ダイヤさん」
千歌さんがわたくしの名前を呼んで、自分の膝をぽんぽんと叩いた。
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