10: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/08/12(土) 10:13:28.18 ID:Tx30bpDoo
千歌「今はチカがしっかりしてないといけないと思う。」
梨子「そっか……」
千歌「ねねね。それより、梨子ちゃん今日暇?」
梨子「え?あ、まあ、それなりに……」
千歌「じゃあ、うちに遊びに来てよ」
梨子「ダイヤさんと二人っきりなのに、お邪魔していいの?」
千歌「ちょっとダイヤさん、ここ数日思考がループしてるから……皆で遊べば少し気分転換になるかなって。お昼過ぎから果南ちゃんも来ることになってるから。」
梨子「あぁ……果南ちゃんもだいぶ心配してたもんね。」
千歌「うん。だから今日は4人で遊べないかなって」
梨子「そういうことなら。私もお昼過ぎに行けばいい?」
千歌「うん。それで大丈夫」
梨子「そっか、それじゃまた後でね」
梨子ちゃんが部屋に戻っていくのを確認してから、私も部屋に戻る。
部屋の奥、自分のベッドの上ですぅすぅと可愛らしく寝息を立てるダイヤさんを確認して。
その横に腰掛ける。
ダイヤ「ち……か……さん……」
千歌「ん」
ダイヤ「すぅ……すぅ……」
これは寝言だったみたい。
ダイヤさんの頭を撫でる。
ダイヤ「んゅ……」
少し身動ぎして、声をあげる。
無防備なダイヤさん。
きっと私しか知らない、安心しきったダイヤさん。
千歌「今は傍にいてあげないと……」
考えすぎかなって思うけど、起きて私がいなかったら
また寂しくなっちゃうかなって思って
なんて思ってたら──
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