1:znAUHOH90[sage]
2017/08/10(木) 19:52:29.33 ID:06oxNczP0
周子が可愛くて書きながら他の方のSSを読んでたらそれらのあまりの完成度に打ちひしがれ、心折れそうになりながらもなんとか完成したので、よろしければご覧ください。
諸先輩方の100000分の1でいいから才能ほしい……
※
・地の文多め
・妄想設定あり(周子とPが15歳の時に一度出会っている、劇中の周子は二十歳、大学在学)
よろしくおねがいします。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:znAUHOH90[sage]
2017/08/10(木) 19:53:06.48 ID:06oxNczP0
「んみゅ……」
瞼の裏を照らす綺麗な光と、パチパチと無機質なキーボードの弾ける音で目が覚めた。
「起きたか」
3:znAUHOH90[sage]
2017/08/10(木) 19:53:44.17 ID:06oxNczP0
あの時は私はたしか15歳で、Pさんはプロデューサーじゃなくて、マネージャーだった。
高校に行く、行かないでおとんと大喧嘩して、実家を飛び出したきり行き倒れ同然になってたあたしを拾ってくれたあのときも、Pさんは一枚だけのせんべい布団にあたしを寝かせて、自分は背中向いてパチパチパソコン打ってたっけな。
四畳間に一枚しか敷けない布団を譲って、高熱出してひっくり返ってた見ず知らずのあたしのこと、一晩中見ててくれたんでしょ。
少女マンガみたいに優しくて甘々なくせに、君は絶対、俺は優しいって、あたしに伝えてくれないんだ。
4:znAUHOH90[sage]
2017/08/10(木) 19:54:21.38 ID:06oxNczP0
「大学どうだ?」
「どう? んー、むー? ふつう、かなー?」
「彼氏出来たか?」
「あれ、作って良いの?」
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