91: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:50:16.17 ID:c5e7bYk30
*
私があの人に教えてもらったのは、きっと、そういうこと。
92: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:50:44.93 ID:c5e7bYk30
■ 第四章 ピリオド
93: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:51:15.27 ID:c5e7bYk30
シンデレラガールとなってからの毎日は、それはもう多忙を極めた。
忙殺される、なんてよく言うけれど、あれは今みたいな状況を言うのだろう。
94: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:51:42.82 ID:c5e7bYk30
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扱いも大きく変わった。
95: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:52:09.36 ID:c5e7bYk30
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そうやって、今まで走り続けてきた。
96: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:52:36.84 ID:c5e7bYk30
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決意をしてからの行動は早く、その日の内に引退を考えている、という旨をプロデューサーに告げた。
97: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:53:04.29 ID:c5e7bYk30
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それから、あれよあれよと細かな手続きなどが進んでいって、事務所側との話もプロデューサーが取り合ってくれて、瞬く間に正式に引退が決定した。
98: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:53:37.85 ID:c5e7bYk30
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私がアイドルを引退するその日の夜に私とプロデューサーは、いつだったか一緒に行ったちょっとおしゃれなレストランで食事をした。
99: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:54:03.30 ID:c5e7bYk30
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「君の隣に立てたこと、アイドル渋谷凛のプロデューサーとして在れたこと、その日々の全てを誇りに思う」
100: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:54:31.30 ID:c5e7bYk30
さよなら。プロデューサー。
101: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:55:11.91 ID:c5e7bYk30
■ 第五章 未来への足どり
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