42: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:25:37.90 ID:c5e7bYk30
■ 第二章 ブラックゴシックドレス
43: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:26:05.86 ID:c5e7bYk30
まっくろなドレスをもらった。
アイドルとなって初めての、私だけのもの。
44: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:26:35.22 ID:c5e7bYk30
◆
ちょうど、二週間くらい前のこと。
45: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:27:03.78 ID:c5e7bYk30
*
その日も、レッスンの終わり頃にプロデューサーはやってきた。
46: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:27:40.01 ID:c5e7bYk30
*
トレーナーさんが帰ると、隅にいたプロデューサーがタオルとスポーツドリンクをくれた。
47: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:28:06.74 ID:c5e7bYk30
*
「新人アイドルの衣装にかける予算ではない、と事務所からお金がおりませんでした」
48: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:28:33.90 ID:c5e7bYk30
*
少し、考える。
49: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:29:08.51 ID:c5e7bYk30
*
事務所の言い分が「新人にかける予算ではない」というものなら、この案を通せるくらいプロデューサーも私も力をつけてしまえばいい。
50: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:29:56.25 ID:c5e7bYk30
◆
無事に衣装が届いたという連絡を受け、学校からそのまま事務所へと向かった。
51: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2017/08/10(木) 00:30:22.81 ID:c5e7bYk30
*
「じゃあ、着替え終わったら声かけてください」
123Res/80.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20