藤子不二雄A「死んだ漫画家が女子高生に転生……??」
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6: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/08/09(水) 11:50:33.31 ID:NW+AOg0I0
藤本「だが、問題もある。漫画家達の中には、このパワーを使って想いのままに欲望を満たそうとする人達も居てね……」

藤本「ほら、さっき君を襲った猛犬連隊……アレも「力」の産物だよ」

安孫子「田川水泡先生が……??」

藤本「生まれ変わってからお会いした事は無いから本人かは分からないけどね…、もしかしたら山根赤鬼氏なのかもしれない」

安孫子「ああ……、のらくろトリオで唯一亡くなっているからね……」

藤本「問題はそれだけじゃない…、最近亡くなった漫画家の人も何故か女子高生に成っている人もいて、
そういう人達は全うに育っていないせいか、自我も「力」も不安定なんだ…」

藤本「そう言った人達が徒党を組んで力を使って好き放題に暴れているのが、こっちの世界では問題になっているんだよ……」

安孫子「待ってくれ!! 比較的最近亡くなったと言えば、赤塚氏も「力」を使って暴れているのかい!?」

藤本「いや、彼は生来の呑気さも有って、悪用はしてないね。リバイバルブームのおそ松さんの流れに乗って、
描いている同人誌が腐女子からも昔からのファンにもウケて、今では彼女のサークルは大手の壁サーだよ」

安孫子「マジでか」

藤本「うむ、酒を飲めない事だけが唯一の不満らしい」

藤本「それは別にいいんだが、それを見て手塚先生が嫉妬しちゃってねぇ……、
手塚先生もブラックジャックのBL同人誌を描いてみたらしいんだけど、
知らない若い子から『田中圭一のパクリだ』って言われちゃったみたいで…」

安孫子「うわぁ……」

藤本「逆上して同人活動にのめり込んじゃって、全然こっちの活動に協力してくれなくなってしまって困ってるんだよ……」

安孫子「そんな事になっているのか……」

藤本「ああ…、そして、そういう「力」を悪用する人達は境港市に本拠を構えている」

安孫子「境港……、水木先生かい??」

藤本「ああ、境港市は妖怪で溢れ、ゲゲゲの歌が鳴り響いているよ」

安孫子「大問題じゃないか……」

藤本「ああ……、表の世界にバレる前に我々だけでなんとかしたいんだが……、
現在、境港市には強力な妖怪大結界が張ってあってね……、強力なお化けのキャラクターしか中に入り込めないんだ……」

安孫子「お化けの漫画……、ゲゲゲの鬼太郎以外はちょっと思い浮かばないなぁ……。絶望的じゃないか……」

藤本「おいおい。確かにそうだが、他ならぬキミがそういう事を言うのは寂しいなぁ。
ボク達にはあるじゃないか、三度アニメ化されたお化けマンガが」


安孫子「えっ…?? あっ、オバケのQ太郎か!!」




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