83:名無しNIPPER
2017/08/08(火) 23:18:41.20 ID:xy6mxyet0
十三時、私は二人に泊地近海の対潜哨戒任務を命ずると、司令室の内鍵を閉めて、柱島泊地の人事部に電話を入れた。
向こうは直ぐに出た。
「はい、こちら、柱島泊地人事部の海城工(かいじょう たくみ)と申します。五神島泊地司令少佐でよろしいでしょうか」
若い男性の声が受話器越しに聞こえる。なかなかのイケボイスだ。
「はい、私が五神島泊地の司令です。この度は、吹雪中佐の忘れ物の件につきまして連絡差し上げました」
「分かっております。あ、あと、私の階級は大尉なので、そんなに硬い言葉でなくても大丈夫です」
「そうなのですか。それではお言葉に甘えて。
さて、先の電報の通り、吹雪中佐の元自室からケッコン指輪と護身銃と腕時計が昨夜見つかりました。
そこで、当たり前の事ながらこれを持主のもとに返したい。どうすれば良いでしょうか」
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