【艦これ】「泊地を継ぐもの」
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46:名無しNIPPER
2017/08/08(火) 13:24:10.25 ID:5FDHqpH0O
「ははは、少佐はアカトゥルフに気に入られたらしいですね」
「アカトゥルフ?」
「ええ、ロシアンブルーのアカトゥルフ。この猫の名前ですよ。ロシアっぽいでしょう?」
「あ、ああ。ちなみにアカトゥルフは男か?」
「女猫ですが」
「そうなのか……」
 私はそう言って、アカトゥルフを見た。月明かりの反射でオッド・アイの右目が光って見える。既に私が釣った魚は食べ終えて、次くれ次、とでも言うようににゃーにゃー鳴いている。
 と、明石中佐が煙草を出したのが見えた。反射的に驚いた視線を送ってしまったのか、明石中佐は私が驚いたことに直ぐ気付いた。
「少佐、意外ですか?」
「ああ、艦娘も煙草を吸うということにね」
「まあ、私は非戦闘艦ですから。戦闘艦には許されないですがね。もちろん、周りには配慮して副流煙が出ない加熱式煙草を使っていますよ」
 そう言って、箱から煙草を出すと、それを加熱式煙草に刺して吸い始めた。
「因みにだが、煙草を吸い始めたきっかけは?」
「切欠ねぇ……」
 明石はくわえた煙草を口から離してため息を吐くと、アカトゥルフの方を見た。その目はどこか遠くを見ているかのようであった――――。


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