【艦これ】「泊地を継ぐもの」
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33:名無しNIPPER
2017/08/08(火) 13:13:39.41 ID:5FDHqpH0O

――五神島南部海域
「北上さんはこれが初出撃なの?」
「あー、そうだよー」
「すごいすごい! 私、初出撃のときは前にぐるぐる回転したり、他の子にぶつかっちゃったりしたから……」
「いや、わたしは柱島の訓練学校でちょっと練習してきたしー」
「それでもすごいよ!」
「えっへ、照れるねぇ。でも水上スキーと思えばこんなの簡単だよ〜」
「水上スキーって言うのは禁止です!」
「えー、水上スキーじゃん、どっからどう見ても。私ら艦娘の事をドラマにしたのもそうだったじゃん」
「あ、あれを見てたのね……ぐすん、あれはね……」
「あっ、そだったねー。五月雨ちゃんはかわいそうだよね……なでなで」
「ひどすぎです……だって、ドラマには出たのに盤になったら登場したとこが綺麗に消えてるんだもの……」
「まあさ、ドラマはドラマだし。私らは私らだけにしかできないドラマを作ればいいのよ」
「う、うん。そうだね北上さん……」
「あ、司令官から打電が。レーダーにこの先敵機一機の反応があるって」
「一三号対空電探の感度を上げるね」
「よろしくー」
「あ、ほんとだ。いるよいるいる! こっちに向かってくるね。多分敵偵察機かな〜」
「どうするのー? 対空戦闘するの?」
「うーん、しなくても……いえ、落としましょう」
「りょーかい。この北上さんがやってやりますよー」


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