切嗣「あぁ、今回もまた正義の味方になれなかったよ」その弐
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◆YmjwHbXvbg
[saga]
2017/08/16(水) 23:39:15.75 ID:hSKFMZZC0
セイバー「・・・・エミン殿は助かるのですかな?」
呟きを聞いたセイバーは少しだけ緊張を緩め掃除を一旦辞め、その人物に身体を向け
そう、問いかける。
その問いかけにその人物もまたセイバーの方を向き真剣な表情で
「・・・・助かる見込みとしては・・・・」
「十パーセントいや、一パーセントにも満たないかも・・・・」
と答える。
セイバー「・・・・・・・・一パーセント・・・・」
暗い表情をするセイバー。
しかしその人物は
「でも」
と続け
セイバー「でも?」
「僕は必ず治す」
何の根拠もなしに、自身ありきにニッコリとほくそ笑み、その人物はセイバーにこう言う。
が――――
その言葉にセイバーは目を丸くさせ
セイバー「お主は何を・・・・何を・・・・」
「・・・・・・え?」
そして――――――
セイバー「何を言っている・・・・!!」
再び立腹した。
人に希望を持たせるなら敢えて余計な事は言わず真実だけを伝えるのが優しさである。
何故なら、大きな希望を持たせると助からなかった時の絶望の反動が大きいから。
良く言われる事だ。
しかし、この人物は希望をしかも根拠のない希望をセイバーに持たせた。
それがセイバーの琴線に触れた。
セイバー「必ず治すだと!!」
セイバー「ふざけた事を抜かすな!!」
セイバー「一パーセントだぞ!!!一パーセントの何処にそんな『必ず』があるのだ!!」
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