大石泉は天才が嫌いだった
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42: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/08/05(土) 22:50:07.37 ID:W2SDnvMcO
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「全部、あらかじめ聞いてた!?」

泉には、にわかに信じられなかった。


『泉は晶葉を嫌いなつもりでいる』
『しかし、本人は気付いていないが晶葉自体が嫌いなわけではない』
『だから、ドリフェスまでに自分で気付いてくれると助かるが、そうでなかった場合はフォローするから安心していい』

晶葉は、減給を告げられた日、泉が事務所を出た後にプロデューサーからそう聞かされていた。


「な…なな…!」

「私も半信半疑だったが…いやはやまるで予言者だな」

泉自身も気付いていなかったことをプロデューサーはずっと前から知っていたのだ。
泉は悔しさやら恥ずかしさやらで顔が熱くなるのを感じていた。



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