大石泉は天才が嫌いだった
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22: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/08/05(土) 22:19:56.48 ID:W2SDnvMcO
「減給…だけか?しかもたったの2ヶ月!?」

「ああ、それだけだ。それと、以前の部屋の詳しい検査と内装の修繕が終わるまでは中庭のプレハブをお前の好きに使っていいらしい、作業はそこでやってくれ」

「…あ、ああ…」

晶葉は拍子抜けしたような、複雑な表情で伝えられた罰を受け入れた。

「…その、私は?」

「ん?いや、泉は特には何も無いぞ」

「…え…?」

「…?」

「な、何で!?顛末は伝えたよね?爆破したのは私なんだよ!?なのに…」

「故意じゃなかったんだろ、だったら自爆機構なんて作ってた晶葉が責任取るのが筋だってさ」

「でも…!」

不服そうな泉を見て、プロデューサーはソファから立ち上がり備え付けのポッドでインスタントのココアを淹れ始めた。



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