大石泉は天才が嫌いだった
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20: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/08/05(土) 22:17:41.90 ID:W2SDnvMcO
プロデューサーが部屋から出ると、2人のアイドルが待ち構えていた。

「おう、出迎えかボンバーマン」

「ウーマンだ」

「そういう問題じゃないでしょ」

池袋晶葉と、大石泉。
泉はもちろんだが、晶葉までもが珍しくばつの悪そうな顔をしていた。

「その…P、今回のことは…」

言いづらそうにまごつく晶葉に対して

「取り敢えず、話は事務所で。な?」

プロデューサーはそれだけ言って、2人の横をすり抜けて第6芸能課事務所へと歩き出した。
それを追って2人も歩き出す。

移動中、2人にとっては嫌な沈黙が続いた。



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