ある門番たちの日常のようです
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467: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/24(火) 00:26:09.30 ID:hkVftlJ20
(#'A`)「俺達はいったい何のために生きてきた!?これから先何のために生きていくんだ!?

国家のためか?人類のためか?違う、俺達自身のためだ!俺達自身が生きたいから生きていく!」

('A`#)「俺達がこの場で武器を取り、押し寄せてくるディープワン共に立ち向かう理由は何だ!?名誉のためか?自己犠牲のためか!?違う!俺達自身のためだ!

俺達が明日を生きるために、今日という日を戦い抜くために銃を取る!!」

いつの間にか、俺は声を限りに叫んでいた。

大隊の奴等は、身動き一つしない。全員が真剣な表情で、痩せぎすな陸軍少尉の言葉を聞いている。

(#'A`)「大隊指揮官として、俺から作戦前に一つだけ“厳守”すべき命令を一つだけ出す!

生き抜け!!生きて、生きて、生き抜け!!!」

('A`#)「戦場に出る以上死ぬときは死ぬ、だから“死ぬな”なんて無理難題は言わない!だけど、“生きる”努力だけは絶対にやめるな!弾薬が切れたら奴等の眼球にナイフを突きたてろ!脚が折れたら這ってでもその場から逃げろ!腕を失ったら歯で噛みつけ!

どうせ俺達の戦いぶりなんざ、何百年経ったって“お話”になんてなりはしない!艦娘というヒーローの横で、こんな人達も居ましたって十把一絡げに纏められて終わりだ!」

('A`)「ならば安心して、美しく死なずに意地汚く生き足掻け!!名誉をかなぐり捨てて運命に中指突きたてて、最後まで生きるために戦い続けろ!!国家だの人類だのへの貢献のためなんて“言い訳”は許さない!!死にたくないと自分が思う限り、諦めずに生き続けろ!!」


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