ある門番たちの日常のようです
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464: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/23(月) 22:22:23.55 ID:wQDSgDey0
現状を説明したときよりも、ずっと大きなざわめきが目の前で飛び交う。アメリカ海兵隊の奴等ですら、少し驚いた表情を各々に作って俺の方を見ていた。

('A`)「俺は一介の陸軍少尉に過ぎない」

それらをあえて完全に無視して、言葉を続ける。俺の、「思ったままのこと」を。

('A`)「身体能力は高くないし、射撃の腕も至って平凡。ハリウッド映画の主役みたいに特別な能力も無ければ、後ろにいる戦場の女神様みたいに大昔の軍艦の力を宿してもいない」

「………フフンッ♪」

ξ#゚听)ξ

Bismarck ziewが、褒められたと見るや誇らしげに背後で鼻を鳴らす。瞑目し腕を組んでふんぞり返ってる様が有り有りと目に浮かぶ。

……ところで、ツンがやたらと不機嫌そうな理由が解らん。

('A`)「そんな俺が、祖国ドイツの命運やら地球人類の存亡やら背負えると思うか?勘弁してくれ。んなもん乗せられたら重量オーバー、一瞬でぺちゃんこになっちまう。

そんなもん押しつけられても迷惑なだけなんだよ、面倒くせぇ。何千万だか何億人だかの運命について考える余裕なんてない、俺は俺自身の世話で一杯一杯だ。

だから俺は、自分のことだけを考えて、自分のためだけに戦う」


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