ある門番たちの日常のようです
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384: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/15(日) 22:08:53.13 ID:wDrjxZvA0
トソンの言う国際問題一歩手前とは、“海軍”制度の関与国に解決に至る経緯を報告したところ「馬鹿げた作り話をした挙げ句今回の事件の全容を日米が隠蔽しようとしている」とドイツや中国を中心に非難が沸き上がったことだ。

いやまぁ実際真実を包み隠さず言っていたので非難されてもこちらとしてはどうしようもないことだったのだが、もしトソン自身が向こうの立場だったなら同じ反応を返していただろう。

さぁ想像してみよう。何処かの国の外交使節が秘密裏にやって来て、深刻な表情で以下の報告を口にする。

連続襲撃事件の犯人は異常発生・異常成長した甲殻類、もといオマール海老でその犯人は所属鎮守府で極秘裏に殲滅された後そこの提督と艦娘達に喰われました、と。

(゚、゚トソン(胸ぐら掴んで顔面に全力で平手打ちぶち込みますね)

ハイスクール時代にソフトボールとカラテで鍛え上げた身体を存分に活かすときが訪れることだろう。

(゚、゚トソン「しかし、あの事件に関連した報告ってあまりにも遅すぎませんか?もう一年以上経ってるんですよ?」

彡(゚)(゚)《この件については解決した時点で優先順位は圧倒的に低くなっていたのが一番の原因ですわ。生研はあくまで深海棲艦の生態研究が本分、幾ら関連が深そうな存在とはいえ海老やザリガニは本職やない。

それに、あの時は“マレー沖”の直前でしたから》

(゚、゚トソン「……そういえばそうでしたね」

当時、東南アジアのマレー半島近海では輸送型の深海棲艦が数体から十数体の規模で航行している姿がたびたび目撃されていた。事態を重く見た各国は日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国と艦娘部隊を中心に連合艦隊を編成しつつ当海域の警戒を優先しており、“海軍”の戦力も其方の方面に若干偏重した編成を行っている。


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