ある門番たちの日常のようです
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194: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/02(土) 23:40:49.35 ID:uPdkT3I3O
(#゚∋゚)「────」

「グゥアッ!?!!?」

その横っ面に叩きつけられたのは“人影”。Ostrichの見た目に違わぬ筋力で投げ飛ばされた包囲網の1人が轟音と共に直撃し、そいつはナイフを取り落として床を滑る。

「ガフッ……」

「悪ィね、寝といてくんな!!」

Ostrichの背後で銃を撃とうとした1人が、江風に顎を指で弾かれる。

見た目は子供、肉体は軍艦な艦娘の一撃だ。軽く撫でられた程度にしか見えなくてもその威力は絶大で、脳を揺らされたそいつはたちまち気を失った。

「ほいっ、ほいっと!!」

「ゲフッ……」

「чeрт………」

そのままブレイクダンスのような動きで足を払われた1人が全身をコンクリートの床に打ち付けて沈黙し、更に伸び上がりながら打ち込まれた掌底に別の奴が悪態をつきながら膝を折る。

「чел!!」

「邪魔」

死角から江風に突っ込んできた大柄な兵士には、チビを片付けたらしい時雨の跳び蹴りが炸裂する。吹っ飛んでいったデカ物が壁に叩きつけられズルズルと床にずり落ちていく様は、まるでディズ○ーアニメの一コマのようにどこかコミカルだ。

( ゚∋゚)「────!」

(,,#゚Д゚)「ゴルァッ!!!」

最後に残った2人を、俺とOstrichがそれぞれ顔面ストレートで黙らせる。

これで、包囲陣の全員が沈黙した。

ここまで9秒。


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