ある門番たちの日常のようです
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180: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/31(木) 22:02:16.82 ID:PIXFVoZp0
「………へ?って、うぉおおおおっ!!?」

「わっ……」

(,,;゚Д゚)「Get down!!」

(;゚∋゚)「っ」

弾雨。それはまさしく“弾丸の雨”だった。

俺達の隠れたトラックに殺到する無数の銃火。軍用に強化された防弾装甲が瞬く間に火花を散らしながら穴だらけになっていく。ガラスが割れ、削れた塗装が裏側の俺達に降り注ぐ。トラックの周囲でも銃弾が撥ね、雪と土が混ざり合って舞い上がる。

「正面鎮守府本舎、敵影多数!」

(;゚∋゚)「敵の規模は何人だ!?武装は!?所属は!?」

「解りません!とにかく一階から六階まで全ての階から攻撃が来ています!」

(,,;゚Д゚)(身動きが取れねぇ………!)

単に銃火の数が多いだけじゃない。六階建てという比較的高所からも攻撃できる利点を活かして、上階からの射撃は最初からトラックを狙わず俺達の退路を塞ぐようにして放たれている。

攻撃の質があまりにも違う。少なくとも、さっきまで戦っていた奴等とは明らかに別格の集団だ。

「ねぇ、どうすんのさ」

(,,;゚Д゚)「どうするもクソも………つーかテメェ余裕だな!!」

「この程度じゃどうせダメージなんて受けないし」

(,,;゚Д゚)「そういやそうだった畜生!」

余裕の表情な2番艦にちょっとイラッときたが、おかげで此方も動揺が治まったので文句は引っ込めておく。


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