ある門番たちの日常のようです
1- 20
155: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/08/30(水) 23:09:25.59 ID:LyWJyuTv0
( ФωФ)「おい、本性出てるぞ」

(*゚¬゚)そ「は!」

慌てて身体を起こして姿勢を正し、口の端から垂れていた涎を袖で拭う。ロマさんと部隊の皆は少し湿気た視線を私に送ってきたけれど、もう“慣れたもの”なので騒ぐ人はいなかった。

( ФωФ)「いい加減に何とかするのであるその嗜好。作戦行動の度にトリップされてはたまったものではない」

(*;゚ー゚)「いやぁ申し訳ありません。なかなかご無沙汰だったもので」

( ФωФ)「どうせこの先また山ほど見ることになる、今からそれでは身が保たんぞ」

(*゚¬゚)「………」

いけない、また涎が。

《AlbatrossよりCaesar、空域に【Helm】と【Ball】が多すぎて航空支援ができない。至急の排除を求む》

( ФωФ)「CaesarよりAlbatross、了解した。

艦隊各位、制空権の確保はできるか?」

《摩耶よりCaesar、無理だ!こっちが3機落としても4機が別の方角から足される始末だぞ!》

《此方皐月、全艤装火力を空に向けてるけど足りない!後10隻は追加しないと!》

《リンガ泊地、矢引よりCaesar。既に撃ち漏らした敵機が多数市内に侵入していきます、現在投入されている対空火力では完全阻止どころか進軍遅滞もままなりません》

《鳳翔より総司令殿、私達空母艦隊も対空射撃に加わってはいますけれど、焼け石に水です。この数を完璧に封殺するとなると、航空隊の発艦が必要かと》

('、`*川《統合管制機よりCaesar、市内の先遣空挺部隊からも百〜数百機単位の敵航空隊による襲撃の報告が複数上がっています。おそらく敵戦力の流入地点は港湾部だけではありません》

(*゚ー゚)「……」

先遣空挺部隊という単語に、本当に一瞬だけ心配が過ぎったけれどそれは直ぐに掻き消えた。

彼一人でもたかが艦載機にやられる姿が全く思い浮かばないが、今回の作戦では彼の元にしぐちゃんとえっちゃんも加わっている。

どちらかというと、あのチームに襲撃をかけてしまった反政府軍の部隊や深海棲艦に同情する案件だよね。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
484Res/548.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice