アナスタシア「流しソ連」 神崎蘭子「そうめんだよ」
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24:名無しNIPPER[saga]
2017/08/05(土) 15:05:41.92 ID:OmBVDc6xo

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 「じゃあ、主催に音頭を取ってもらうとしようか」

 「うむっ!」


製作総指揮たる夏樹は事ここに至って蘭子を立てました。
流した汗と笑顔は眩しく、周子は夏樹の顔を真っ直ぐに見られません。

 「漆黒の帳、流転の白。宝珠散りばめられし天蓋の下、我らは――」
 (えーと。風も涼しくなり、星も見え始めました。今夜の……)

 「……」

 「――狂乱の宴の幕開けよっ!」
 (……流しそうめん、始めます!)

 「ウラー!」

煌めく星々よりも綺麗な瞳に見つめられ、蘭子は挨拶を流しました。
魔王と言えど、器と箸を手にうずうずしているアーニャには勝てっこありません。
左手には愛用の塗箸、右手には涼しげなガラスの器。
もはや誰もアーニャを止められません。


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